応援される農園に。
仏通寺ぶどうを広める熱量
久和田農園 久和田さん
広島県・三原市高坂町でぶどうを育てる久和田さん。臨済宗仏通寺の周辺で育つぶどうは、「仏通寺ぶどう」として知られており三原市の特産品になっています。そんな地元に愛されるぶどう作りに励む久和田さんにお話を伺いました。

整備士から農家へ
「ここの農園は父親が初めて、小さいころから山を切り拓くために、木を切ったり手伝いをしていましたね」農家を継ぐ前は自動車整備の仕事をしていたという久和田さん。父親が脳梗塞を患って、体の自由が効かなくなった時に、農園を継ぐことを決意したのだそう。「改めて農作業だけでなくて、山の斜面の草刈りやなど農園全体を維持していく大変さを知りましたよね」現在の梨や白ネギなど年間通して栽培している規模にまで、いきつくまでの苦労を非常に感じます。

仲間に助けられて
初めは安芸津の果樹農業技術センターに1年間の研修に入ったのだそう。「ぶどう作りの基本を全て教えてもらって、例えば『ピオーネは35粒に揃えろ』など叩き込まれましたね。交通事故で右足が折れてしまった時も、有志を募って農園に手伝いに来てくださって頭が上がらないです」信頼できる仲間が久和田さんを囲んでいるのも、優しい人柄ゆえだと感じます。

自力で発信する価値
「当時はネット黎明期。師匠から『これからは農家も1人1台パソコンを持つ時代が来る』と教わり、HPビルダーからぶどうの情報発信を始めていきました」そんな積極的に自身のぶどうを発信する久和田さんのもとには、毎年京都から大学生が収穫の手伝いに来るのだとか。「京都から車で来るていうから、もう事故に合わないか心配で心配で」親心のような久和田さんの言葉からも、大学生がまた来たいと思う理由が分かります。

毎年恒例の収穫祭&マルシェにもお邪魔してきて、なんと山口県のお米農家さんも出店していたのが驚きです。収穫前の袋掛けや、わき目取りなどボランティアも募集しているとのことなので、ぜひ畑で久和田さんの優しい人柄に触れてみてください!
